全体に灰色っぽいずんぐりしたハトよりはるかに大きな鳥。顔は灰色で、黒い目がネコのように二つ並んでいる。完全な夜行性で、日中はほとんど動かないので分かりづらい。6月から7月にかけて、夜間に「ホッ、ホッ・ゴロッホ、ホッホ」と鳴いているのを聞くことがある。大木の洞で子育てする。
※野生動物です。必ず観察できるとは限りません。
クンネレクカムイ【kunnerekkamuy (夜・唼く・鳥)
この鳥は鳴き声でクマの居る場所を教えてくれる神で、ペウレプ!ペウレプ!チコイキプ!(小熊だ)チコイキプとは(我いじめるもの)という意味で、すなわち「けもの・獲物」を指すのでエゾフクロウを「獲物を授ける神」と呼ぶ。